もしかして原因は更年期？母親への接し方・ストレス改善・解決方法について

自分の親が更年期の時期に突入すると辛いですよね。

もしくは職場に更年期の方がいると気を遣って大変じゃないですか？

こないだもちょっとしたことで突然、親に凄い剣幕でキレられて嫌な思いをしましたよ（汗）

今回は、更年期の概要、更年期の親への接し方や対処方法について書いていきたいと思います。

更年期とは？

閉経を挟んで、前後10年間くらいを更年期といいます。閉経が50歳の場合、45〜55歳あたりが更年期。 この時期は、女性ホルモンの分泌が急激に減少することで、ホルモンバランスが乱れ、 体調の変化や不調を感じる人も多いようです。

https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/shittemiyo/menopause.html

更年期はなぜ起こるのか？

更年期は、長年出ていた女性ホルモンが、卵巣機能の衰えとともにじわじわと減少し、 やがてがくんと減り、その後限りなくゼロに近づくまでの〝移行期〟と考えるとわかりやすいでしょう。 この間、私たちのカラダではどんなことが起きるのかというと……？

脳からの指令に卵巣が応えられなくなる

卵巣からのエストロゲンの分泌は、脳がコントロールしています。 まず、脳の視床下部から、卵巣を刺激するためのホルモンを出しなさい、という「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」が放出されます。
その刺激によって次に、下垂体から「性腺刺激ホルモン」が分泌され、その下垂体からの命令で、卵巣は女性ホルモンを分泌するしくみになっています。

若いうちは？
卵巣が脳からの指令に従って、十分なエストロゲンが分泌されています。

更年期には？

脳から指令が出ても卵巣がエストロゲンを十分に出せなくなります。 脳はパニックを起こし、自律神経失調のような症状が現れやすくなります。

年齢とともに卵巣機能が落ちてくると、脳からの指令に卵巣が応えることができなくなり、女性ホルモンを十分に分泌できなくなります。 すると、脳の脳視床下部や脳下垂体は、より多くの刺激ホルモンを分泌するようになります。
具体的には、性腺刺激ホルモン（LH、FSH）を分泌して、「ホルモンをもっと出せ」と指令を送り続けるのですが、 衰えた卵巣は刺激を受けても「出せないものは出せない」という状態です。

こうなるとホルモンのコントロールの機能が乱れて、視床下部はパニック状態に。視床下部は、 ほかのホルモン分泌のコントロールや体温調節、呼吸、精神活動などをつかさどる自律神経の中枢でもあることから、 自律神経が乱れ、心身にさまざまな不調が現れるというわけです。 その典型的な症状が、火照り、発汗などのいわゆる「ホットフラッシュ」と呼ばれるものです。

ただし、そのような不調は永遠に続くわけではないので、心配しすぎることはありません。 急激な変化にカラダが慣れるまでの10年間。それが更年期で、カラダが慣れてくれば徐々に症状は治まります。

参考サイト；オムロン式美人

更年期の主な症状

自律神経失調症状
血管運動神経症状……ほてり、のぼせ、発汗、寒気、冷え、動悸
胸部症状……胸痛、息苦しさ
全身的症状……疲労感、頭痛、肩こり、めまい

精神的症状
情緒不安定、イライラ、怒りっぽい、抑うつ気分、涙もろくなる、意欲低下、不安感

その他の症状
運動器症状……腰痛、関節・筋肉痛、手のこわばり、むくみ、しびれ
消化器症状……吐き気、食欲不振、腹痛、便秘、下痢
皮膚粘膜症状……皮膚の乾燥、湿疹、かゆみ、蟻走感
泌尿生殖器症状……排尿障害、頻尿、性交痛、外陰のかゆみ、膣乾燥感

参考サイト；オムロン式美人

更年期症と更年期障害は違う
更年期に起こるさまざまな不調を「更年期症状」といいますが、すべての女の人がつらい不調に悩まされるわけではありません。 更年期の症状の現れ方は、本人の性格や置かれている環境、生活習慣などによって個人差があります。
更年期の症状が日常生活に支障をきたしてしまうほど重くなる状態を「更年期障害」といい、更年期女性の2〜3割に起こるとされています。

更年期の親を持つ人の体験談や悲痛の叫び

明らかにこちら側に非がない時でもヒステリック気味になって怒鳴ってきたりします。
この前は、学校帰りに駅まで迎えに来て欲しいと連絡を入れておいたにも関わらず、｢そんなこと言われてない！！！！｣とか｢知らない！！！！！｣の一点張りでした。
挙句の果てには｢お前の親でいる意味がわからなくなってきた｣と怒鳴り散らして部屋に戻っていきました。
正直いって、仕方ない事だと思ってももう母親にはこりごりです。
部屋の隅にたまるやつさん（高１/女性）

引用；＃ジューダイ

ちなみに、私は親が二ヶ月前に買ってきて放置していた麦茶を親が飲むとは知らず、間違えて勝手に飲んでしまったら、物凄い剣幕で怒られ、挙げ句の果てには拗ねてしまって1週間ほど続き大変でした。すぐにちゃんと同じものを買ってきましたがそういう問題でもないみたいです・・・

更年期の改善、解決策、対処法

前提条件として、更年期の親から被害を受けている方は、更年期がどういう病気かを知り、
何よりも一番辛いのは更年期を患っている人という認識を持たなければなりません。
更年期に関する本を読むこともいいと思います。

①病院へ行ってもらう

婦人科で診療を受けるとよく薬や漢方薬を処方されるそうです！

ただ、更年期の親に向かって「病院へ行ってみたら？」なんて言っただけでキレられそうなので、
こちらから提案したりするのは、かなり難しいです・・・自ら気づいて病院へ行ってくれるのが一番ありがたいです。
自分が「更年期」という自覚がないパターンも十分に考えられます。

市販の薬の場合、「命の母」が更年期の薬では有名なので、こちらを購入し飲んでもらうのも1つの手かもしれません。

薬が体に合わない場合もあるため100％薬でよく治るとは言い切れません

②更年期の親と距離をおく

更年期と割り切って家族でも距離を置くことが重要！

「触らぬ神に祟りなし」とも言いますが、別居が一番理想的です。ただ子供が未成年であったり二世帯だったりと様々な理由でどうしても別居が難しい場合は、なるべくお互いに顔を合わせないようにし、更年期が和らぐまでお互いに部屋に引き篭もるのが得策なのかなと思います・・・無視することも一理ありますが、必要最低限のコミュニケーションはともに生きて行く上で取るべきです。辛いとは思いますが、理不尽に怒られても逆上しないことがポイントです。

もし親と外出ができる関係性なのであれば・・・

一緒にランチに行ったり、温泉に行ったり、マッサージやエステに行ってみたりと、一緒に美味しいものを食べたり、リフレッシュすることも大切です。

③更年期に効くサプリメントを試してみる

更年期に「ローヤルゼリー」が効く！？

静岡県立大学大学院 薬学研究院生化学講座による、更年期とローヤルゼリーに関する論文があります。
少々長いので要約すると、

ローヤルゼリーは更年期による物忘れやうつ症状等の神経症状を改善する
静岡県立大学大学院 薬学研究院生化学講座　南 彰（2015年度採択）

自分も調べてみて知ったのですが実際に、更年期の方向けの「ローヤルゼリー」のサプリメントが売られていることを初めて知りました。絶対買った方がいいとは言えませんが、これで親の更年期が少しでも良くなるのなら・・・と思うと考える余地はあるかもしれません。参考までにどうぞ！

ローヤルゼリー＆プロポリス【ミツバチの恵み　とろり】 ローヤルゼリー＆プロポリス【ミツバチの恵み　とろり】

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まとめ

繰り返しになりますが、更年期で一番辛いのは当事者です。
理不尽なことはたくさんあるかとは思いますが、

• 親がやってほしいことは先回りして行う（家事など）
• 理不尽に言われても言い返さない
• 我慢し親に同調すること

更年期のことを理解し、我慢し、できるかぎり助けてあげることが大切だと思います。

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私は2021年に「はてなブログ有料」から「SWELL」にブログを引っ越しましたが快適です♪