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6才のボクが、大人になるまで。

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 昔、めざましテレビの映画紹介コーナーで、同じ俳優で12年間撮り続けて作った映画の紹介をしてて気になってTSUTAYAでレンタルして観てみた。

  

  

約3時間もあるわりに、全然面白くなかったし、むしろやっと観終わったって感じだった…。これは映画っていうよりかはドキュメンタリーに近い作品だったね。おすすめはしない。

 

感想

 

 この映画を観て思ったのが、昔はよくアメリカ人に生まれてたらプレイボーイになって車ぶっ放したり、夜遊びしたりクラブ行ったり、マリファナとかやってたんじゃねー?とかかるーく思ってたけど、そもそも子供の分際で自由奔放にできるのって家庭環境とか親の放任主義レベルがどれくらいかで変わるよな…って当たり前なことを改めて感じた。この映画の場合だとそれが顕著でね、ちょっと帰りが遅いとすごく怒られる、どこに行くにも詳しく教えないといけない、などなど普通の真面目な母親とそれに反発しつつも成長していく子供たち。。。大陸は違えど、日本でもよくある風景だなーと感じた。

 

 さらに真面目すぎる母親にプラスして複雑な家庭環境もまたね、脚本とはいえこの映画中、親父は2回か3回は変わってたかな?理由はどうあれ母親から切り出す離婚って辛いのは母親だろうけども、子供の方がもっと辛いだろうね。家も変わるし、学校も変わる。当然人間関係も変わるわけだ。親も親で大学の先生という仕事があるし、専業主婦じゃないから余裕をもって子供を見れない。時が経てば経つほど母親と子供たちの距離が開いていくのはみてて悲しかったな。

 

 そんな流れで、いざ子供が大学進学で家を出るってなったの母親の一言ね、最後の母親のセリフがかなり確信を得ててすごい響いた…

「私の人生で最悪の日だわ…
覚悟はしてたけど、あなた浮かれ過ぎよ!
人生ってあっけないものね。
私にとって、事件といえば
結婚して出産して離婚した…
あなたが失語症になったのを心配して
自転車の乗り方を教え
また、離婚した….
修士号を取り、念願の職につき
サマンサとあなたを大学に出して
次は何が残るの?
私の葬式だけよ!
もっと長いと思ってた!!」

 

ほんとのことだけど、それは口に出してはいけないこと。

自分の親にこんなセリフ言われたらなんて言い返していいかわからんよ

 

・映画よりも映画の主題歌の方が印象に残った

 

 映画は微妙だったけど、主題歌はかなりよかった。未だに脳内再生されてしまうw ファミリーオブザイヤー (Family of The Year)というロサンゼルスの4人組バンドが歌っているんだけど、「ヒーロー」っていうタイトルの割に反して切なそうな曲っていうね。BDのタイトルでもずっとこの曲が繰り返し流れてるんだけど、個人的にはすごい印象に残る曲でなー。やっぱり自分は、ヒーローみたいな、でかい人間にはなれない…っていう歌詞がとくに伝わってくる。英語はそこまで詳しくわからんけど、曲全体の雰囲気とか音がすごく自分好み。一応他の人の和訳歌詞も確認したけど、いい曲だと思うよこれは。

 

およげ!対訳くん: Hero ファミリーオブザイヤー (Family of The Year)

 

 最後に

 変わったジャンルの映画だけに、作り手のチャレンジ精神的はかなり伝わってくるけど、12年でほんとの家族のような日常ドキュメンタリーってなると、そこまですごい非日常的な展開とか起こらないし、ただただ淡々と進んでいくだけで面白くはないっていうね。個人的には主題歌の「Family of The Year」の「Hero」が知れただけで大満足。

 

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