「バリーの44マグナム」とは?
.44マグナムといえば映画「ダーティーハリー」で主人公がぶっ放していたリボルバーで有名です。ゲーム「バイオハザード」にもマグナムリボルバーが登場します。特に、リメイク版・初代「バイオハザード」には、バリー・バートンが「.44マグナム」という名称のリボルバーを携帯しています。ただ、現実問題「.44マグナム」という名前のマグナムリボルバーは存在しません。「.44マグナム弾」を撃てるリボルバーを総称して「.44マグナム」と呼んでいるみたいです。(間違ってたらすいません)
マグナム弾には、「.357マグナム弾」と「.44マグナム弾」の2種類がある
マグナムリボルバーには、大きく分けると弾が2種類あり、一般的なマグナム弾は「.357マグナム弾」です。1934年から使われ続ける元祖マグナム弾。そして1955年に登場したのが「.44マグナム弾」。「.44マグナム弾」の方が弾丸が少し大きく威力が高い。
広く知られている「.44マグナム」は「M29」
S&W M29(Smith&Wesson Model.29)が正式名称。「.44マグナム弾」を撃てるマグナムリボルバーとして、1955年以降使われる。「ダーティーハリー」や「ブラックラグーン」では「6.5インチ」モデルの「M29」が使われている。「ブラックラグーン」のダッチに関しては、片手でM29(.44マグナム)を撃っており、お前の腕はどうなってるんだ??と疑問に感じずにはいられない。
初代バイオ〜バイオ3に登場したマグナムは「コルト・パイソン」
製作側は.44マグナム弾を撃てる「コルト・アナコンダ」という1990年代に発売されたマグナムをゲームに登場させたかったらしいが、知名度はかなり低いという理由から「コルト・パイソン」(.357マグナム弾)に決定したらしい。ただ、ゲーム表記上「マグナムリボルバー」とだけ書かれており、「コルト・パイソン」とは書かれていない。(*見た目はどうみてもコルト・パイソン)
追記
*初代PS1「バイオハザード」では「コルトパイソン」と表記されていたようだ。
しかし2以降は「マグナムリボルバー」と表記。世間的な認知度から変更したのかな?
バトルフィールド3・4にも「.44マグナム」は登場している
少し話しが逸れてしまうが、「Battle Field 3」、「Battle Field 4」という現代戦の戦争ゲームにも「.44マグナム」は登場している。権利関係の問題なのか?もしくは.44マグナムを撃てるマグナムの知名度が低いことを考慮したのか、Battle Fieldシリーズでは「.44マグナム」と表記されている。
*BF4では「Taurus Model 44」という1994年にブラジルのタウロス社で発売されたマグナムリボルバーがモデルとなっている。
「.44マグナム弾」狩猟用。それ故に生物兵器に対抗できるマグナム弾
「.44マグナム」は熊ですら一撃で倒せる威力があります。グリズリー、鹿、バッファロー、などメインのライフル銃が動作不良を起こした際の保険として、狩人はセカンダリー・護身用にマグナムリボルバーを携帯しているそうです。特にこの「.44マグナム」はマニアックな銃の分類であり一部のガンマニアが好んで持つような銃であるらしい。
法律的な問題点がある
また、法的観点から「ダムダム弾条約」や「ハーグ陸戦条約」に抵触するとして、警察などの公安機関には導入されていない。(.44マグナムはオーバーキル性能)
バリーが使用していたのは「シルバー・サーペント」というカスタムリボルバー
ここでやっと本題です。バリーが所持しているのは「SILVER SERPENT」(シルバーサーペント)という、オリジナルのカスタマイズ・マグナムリボルバー。SERPENT(サーペント)とは蛇の別名。大蛇や毒蛇を意味する。
なぜ、バリーの.44マグナムは蛇の名前が付いているのか?
マグナムリボルバー老舗メーカーのコルト社は、一時期マグナムリボルバーに蛇の名前を付けるという「蛇シリーズ」のマグナムを発売していました。有名な「パイソン」(ニシキヘビ)を中心に、コブラ、キングコブラ、アナコンダなど。「シルバーサーペント」もここにありそうですが架空のカスタムリボルバーなのでありません。
バリーバートンの「.44マグナム」の使い方が豪快で色々とおかしい。
・バイオハザードで1番最初に遭遇したゾンビに関しては、出会い頭3発も胴体に撃ち込んでいます。
しかしゾンビは完全に死にませんでした…(どうなってるだ…汗)
・また、ジルが部屋の仕掛けにハマり閉じ込められた際には、.44マグナムでドアノブを破壊するというシーンもありました。(やり過ぎ)
ただ、.44マグナムというだけあってゲーム内での入手は終盤となっており、さらに入手条件もストーリー上、バリーを殺さなばなりません。その見返りに手に入れただけあって、威力も桁外れでほとんどの敵を一撃で倒せます…。さすがにスーパータイラントは倒せませんが。
【実際にあった事件】.44マグナムで日本人留学生が不審者と間違えられ射殺される事件(1992年)
「日本人留学生射殺事件」という有名な事件があります。
1992年10月、高校2年生のアメリカへホームステイ中だった男の子は、ハロウィンパーティのためパーティ会場の家へ向かいました。目的の家に到着すると家の住人から、銃を向けられ「フリーズ!」(動くな!)と繰り返し言われたそうです。しかし、男の子は「プリーズ!」(どうぞ!)と聞き間違え家に入ろうとし、家の主は「.44マグナム」を男の子に撃ってしまいました。
結論 まとめ
私は特別、銃に関して詳しいわけではないので、小学生の頃初めてバイオハザード(リメイク版)をやったときずっと、バリーの.44マグナムが疑問でしたが、今回色々調べて多少は解決しました。
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