はじめに
先日、学生時代の友人が結婚するということで、都内の某高級ホテルにて結婚式に参加してきました。しかし、今回が結婚式初参加ということで、何を準備すればいいのか?と疑問が。そこで今回はお恥ずかしい話ではありますが、自分が結婚式のために勉強したことや購入したものを紹介してみたいと思います。
当日の服装について
これは当然、男の場合ならスーツ一択です。でもスーツの色は何がいいのだろうか?とここで疑問が。一般的には黒、ダーク系、ネイビーあたりが無難らしい。自分は今あるスーツで一番新しく作ったサイズぴったりのスーツのがネイビーなのでそれにしました。実際会場に行ってみると、8割型は黒スーツでした…。ただ、黒と言っても、スーツの作りの違い、ボタン位置、ストライプ線ありなし、黒色の微妙な違い、とそこで別れている印象でした。ネクタイはやはり白が多かったですね。
当日、自分はスーツの中にベストも着ていく予定だったのです、いつもの出勤の癖で着るのを忘れてしまいました…。
また、意外と普段から自分みたいにスーツを着て仕事をしている友人が少なく、スーツを着るのが成人式以来とかで、スーツのサイズがちょっとブカブカであってなかったり、ネクタイがちゃんと結べていなかったりと、こんなにも着慣れていない感が出るものなのだなーとびっくりしました。
ご祝儀と御祝儀袋
まず、結婚式参加の必須アイテムことご祝儀。そもそもご祝儀っていくらなのか??
グーグル先生に聞いてみると、平均相場は3万円らしい、、、
詳しく調べてみると、2や4という数字は偶数で割り切れることから、別れることを連想させるため縁起が悪いそうでNGらしい。また親族以上は5万用意するのが一般的らしい。当日友人たちにいくら用意したの?とこっそり聞いてみたのですが、案の定みんな3万円用意していました。
ご祝儀袋
コンビニ、スーパー、百貨店とどこでも売っているみたい。
なんでもいいかと思って100円ショップでちょっとおしゃれなご祝儀袋を購入したのですが、実は包む金額によって多少デザインが変わってくるそうで。
ご祝儀袋の書き方
これも書くのは人生初ですね。一瞬ボールペンか?と頭を過りましたがいやそれはないだろうと調べたら、やっぱり筆ペンで書くのが常識でした。注意点として、ご祝儀袋の表は自分の名前。中袋の封筒の表には旧漢数字で「参萬円」などと大きく記入、裏には自分の住所を記入と。ご祝儀袋はあとで新郎新婦が整理するために住所などの情報は必要らしい。実際書いて焦ったのが、ご祝儀袋の「寿」または「wedding」と書かれている和紙。ここに送り主である自分の名前を書くのですが、思ったよりも筆ペンが滲む滲む…。ちょっとした落とし穴でしたね汗
当日、ボールペンで書かれたご祝儀袋を見かけました…それはNGらしいです。もともとご祝儀袋ってのは、お金を新札にして、墨と硯を用意して手間ひまかけるものであって、それをボールペンだと手抜きの印象を与えてしまうそうで良くないとか。万年筆も同様にだめみたいですね。
自分は前日急いでご祝儀袋を書いたのですが、たまたま昔字を上手く書く練習用で筆ペンを買っていたので焦らなくて済みました。
袱紗(ふくさ)
ご祝儀袋をそのまま持ち歩くのはマナー違反。必ずふくさに入れて持ち歩きます。自分はてっきり袱紗ごと受付の人に渡すものだと思っていたのですが、どの人も受付で並んでいるときに袱紗から取り出した状態で渡していました。自分はアマゾンで買いました。これもまた、慶事用と弔事用で色が違うとか。紫や黒はどちらも兼用できるみたいです。
ハンカチ
ポケットチーフ。基本は白色。でも参加者の半分くらいは付けていない人がほとんどでした。
自分はスリーピクスという一番オーソドックスな折り方をして胸に挿してました。
招待状
てっきり受付で招待状を見せるのかと思っていたのですが、とくにそんなことはなかったです。受付では筆ペンで名前を記入し、ご祝儀袋を渡して完了でした。
結婚式全体の流れ
ホテル到着後、時間まで控室で待機〜最初に挙式〜ブーケトス〜お色直しのため全員披露宴まで待機〜受付〜披露宴開始。新郎・新婦入場〜新郎挨拶、ゲスト代表の挨拶、お酒の鏡開き、コース料理スタート、新郎新婦親族の各テーブル挨拶回り、新婦のお色直し〜結婚式用のホームビデオ再生、サプライズで新郎のご兄妹より花束と歌のプレゼント、余興で海外アーティストのミニライブ、コース料理終了、最後新郎新婦より両親へ挨拶、引き出物を頂き披露宴終了。
鏡開きとは?
よく祝い事のときにお酒の樽を木槌で割るやつ、初めて生で見ました笑。
元々は、正月仏壇にお供えしていた鏡餅を割って食べる習慣によるとか。
鏡というのは、酒屋用語で酒樽の蓋を「鏡」と呼んでいたから、また本来は鏡抜きというらしいが、語感が悪いため、割るも縁起が悪いため、開くにしたとか。
披露宴・コース料理の作法
自分は昔、テーブルマナー研修という研修で、高級レストランや今回のような結婚式で催されるような料理の食べ方を教えていただきました。一緒のテーブルに座った人たちで、自分しか知らない感じだったのでこっそり耳打ちして、これはこうやるんだよーと教えていました。正直、参加している年配の方たちはテーブルマナーを心得ているので真似するのが手っ取り早いですね笑
一応、最低限の注意点を書いてみたいと思います。
配置されているシルバー
上の写真のように、コース料理の場合は予めフォーク、ナイフ、スプーンがセットしてあります。料理は通常どおりなら、前菜、スープ、魚、肉、デザート、コーヒーと順番に出てきます。シルバーは端(両サイドの端)から使用していきます。
食べ終わったら、ナイフ、フォークはお皿の上で並べて置きます。ハの字、バッテンにしたり、クロスにしたりするのはまだ食事中であるというサインです。
また、バケット(パン)も途中出てきます。このパンもかぶりつくのはマナー違反です。小さいパンでもちぎってバターを塗って食べるのがマナーです。また、とくに説明はされませんが、バケットはおかわりすることが可能です。
ナプキン
ナプキンは首ではなく膝の上に敷きます。またトイレなど席を離れる場合には、椅子の上にナプキンを置きます。注意点として、最後食べ終わった際は、ナプキンを畳むのではなく、少しクシャッとさせてテーブルの上においておきます。海外文化で、日本と違いナプキンを畳む行為は失礼とされているからだそうです。
二次会の様子
よく二次会は出会いの場とか、同窓会みたいな雰囲気になってしまうなど色々話しを聞きますが実際はどうだったか?というと、、、
今回の二次会は、新郎新婦の会社の同期がほとんどの割合を占めており、知らない人が多くてちょっと気まずかった印象です汗 ご飯やお酒も出されましたが、披露宴の席でがっつりフルコース食べたので、2次会ではほとんど何も食べれませんでした…。自分は学生時代のグループの皆で談笑していました。二次会ではちょっとしたチーム戦のクイズと景品が用意されていました。
三次会
二次会が終了したのが21時頃でまだ時間的に余裕があったので、高校の同級生のみで駅の近くのカフェで終電までお話しして帰りました。
さいごに
結婚式というのは、世間一般的に一生に一度のお祝い事であり、礼儀、礼節が重んじられる重要な場であることは間違いないです。また、このような催事の常識を知らぬ人が多いのも事実。「無知の知 」。社会人としてまだまだ学ぶことが多いと実感しました。